ほくろのできる理由
「ほくろのできる理由」について、朝日新聞の中の「ののちゃんのDO科学」に対話形式で書いてありましたので紹介します。
この中で、「ほくろは、3、4歳のころに一度に増えて、その後、数が増えない」とあります。ということは、ほくろで占いができるということは、3、4歳のころ頃にその人の運命が決まってしまっているということになるのでしょうか?
「三つ子の魂100まで」という「ことわざ」がありますが、何か共通するものがあるのでしょうね?
◇ののちゃん 私(わたし)、こんなところに、ほくろあったかなあ。
◆藤原先生 ほくろって、生(う)まれたころにはほとんどないけれど、3、4歳(さい)のころいっぺんに増(ふ)えて、そのあとは数(かず)はあまり変(か)わらないそうよ。
◇ののちゃん ほくろってどうしてできるの。
◆先生 ほくろのもとになる細胞(さいぼう)があって、それがメラニンという黒(くろ)い粒(つぶ)をたくさん作(つく)ってため込(こ)むからなの。その細胞が集(あつ)まって黒く見(み)えるの。
◇ののちゃん メラニンってなに?
◆先生 小(ちい)さな黒い粒で、肌(はだ)の色(いろ)のもとになったり、太陽(たいよう)の光(ひかり)の成分(せいぶん)が体(からだ)に悪(わる)いことをするのを防(ふせ)いだりしてくれるの。これを作る細胞の多(おお)くはメラニンを外(そと)に吐(は)き出(だ)しているけれど、ほくろのもとの細胞は逆(ぎゃく)にためこんでいるの。だから、ほくろは別(べつ)に無(な)くてもこまらないんじゃないかって。
◇ののちゃん ほくろが多い人(ひと)もいるみたいだけど。
◆先生 1人500個(こ)ぐらいあるともいわれるけど、人によって数の違(ちが)いは大(おお)きいようね。体質(たいしつ)によって差(さ)があるんじゃないかと言(い)われているけど、多い人と少(すく)ない人がいる理由(りゆう)ははっきりわかっていないそうよ。
◇ののちゃん ここにあるほくろは、少(すこ)し青(あお)っぽく見えるけど。
◆先生 体の表面(ひょうめん)からどのくらい深(ふか)いところにほくろができるかによって、見え方(かた)が違うみたいね。皮膚(ひふ)は、表面から0.1~0.6ミリぐらいを表皮(ひょうひ)、その下(した)を真皮(しんぴ)というんだけど、表皮と真皮の境目(さかいめ)ぐらいにできるときと、もっと深くにできるときがあるの。深くにできると青っぽい色に見えるわ。
◇ののちゃん おかあさんが、しみが増えたって嘆(なげ)いていたけど、しみやそばかすとほくろは違うの?
◆先生 しみは、淡(あわ)い褐色(かっしょく)の斑点(はんてん)で、30歳以上(いじょう)の女(おんな)の人に出(で)やすいもの。こまるわね。そばかすは3ミリくらいの円(えん)か、楕円(だえん)の褐色の斑点で、5歳くらいから出てくるの。思春期(ししゅんき)に一番(いちばん)はっきり出てきて、それからはだんだん色が薄(うす)くなるそうよ。ほくろと、しみ、そばかすはもとになる細胞が違うそうよ。
◇ののちゃん ほくろのように見えて悪い病気(びょうき)のときもあると聞(き)いたよ。
◆先生 何万人(なんまんにん)に1人というようなごくまれな病気だから、あまり心配(しんぱい)しないでいいのよ。「こんなときは注意(ちゅうい)しておこう」=図=のすべての点があてはまるほくろのときや、「色が2色以上」で血(ち)の色がある場合(ばあい)は、皮膚科(か)のお医者(いしゃ)さんに相談(そうだん)したほうがいいみたい。あてはまるのが一つ二つなら、変化(へんか)していないか2週間(しゅうかん)に一度(ど)ぐらい確(たし)かめておくといいそうよ。
(協力=山口裕史(やまぐち・ゆうじ)・大阪大学医学部講師、構成=添田孝史)
(朝日新聞社発行 4月22日付be)
◇調べてみよう
(1)どんなところにほくろが多いかな。顔(かお)や腕(うで)など日(ひ)に当(あ)たるところと、それ以外(いがい)のところで違うかどうかみてみよう。
(2)どんな形(かたち)や色のほくろがあるかな。表面の様子(ようす)はどうだろう。
この中で、「ほくろは、3、4歳のころに一度に増えて、その後、数が増えない」とあります。ということは、ほくろで占いができるということは、3、4歳のころ頃にその人の運命が決まってしまっているということになるのでしょうか?
「三つ子の魂100まで」という「ことわざ」がありますが、何か共通するものがあるのでしょうね?
◇ののちゃん 私(わたし)、こんなところに、ほくろあったかなあ。
◆藤原先生 ほくろって、生(う)まれたころにはほとんどないけれど、3、4歳(さい)のころいっぺんに増(ふ)えて、そのあとは数(かず)はあまり変(か)わらないそうよ。
◇ののちゃん ほくろってどうしてできるの。
◆先生 ほくろのもとになる細胞(さいぼう)があって、それがメラニンという黒(くろ)い粒(つぶ)をたくさん作(つく)ってため込(こ)むからなの。その細胞が集(あつ)まって黒く見(み)えるの。
◇ののちゃん メラニンってなに?
◆先生 小(ちい)さな黒い粒で、肌(はだ)の色(いろ)のもとになったり、太陽(たいよう)の光(ひかり)の成分(せいぶん)が体(からだ)に悪(わる)いことをするのを防(ふせ)いだりしてくれるの。これを作る細胞の多(おお)くはメラニンを外(そと)に吐(は)き出(だ)しているけれど、ほくろのもとの細胞は逆(ぎゃく)にためこんでいるの。だから、ほくろは別(べつ)に無(な)くてもこまらないんじゃないかって。
◇ののちゃん ほくろが多い人(ひと)もいるみたいだけど。
◆先生 1人500個(こ)ぐらいあるともいわれるけど、人によって数の違(ちが)いは大(おお)きいようね。体質(たいしつ)によって差(さ)があるんじゃないかと言(い)われているけど、多い人と少(すく)ない人がいる理由(りゆう)ははっきりわかっていないそうよ。
◇ののちゃん ここにあるほくろは、少(すこ)し青(あお)っぽく見えるけど。
◆先生 体の表面(ひょうめん)からどのくらい深(ふか)いところにほくろができるかによって、見え方(かた)が違うみたいね。皮膚(ひふ)は、表面から0.1~0.6ミリぐらいを表皮(ひょうひ)、その下(した)を真皮(しんぴ)というんだけど、表皮と真皮の境目(さかいめ)ぐらいにできるときと、もっと深くにできるときがあるの。深くにできると青っぽい色に見えるわ。
◇ののちゃん おかあさんが、しみが増えたって嘆(なげ)いていたけど、しみやそばかすとほくろは違うの?
◆先生 しみは、淡(あわ)い褐色(かっしょく)の斑点(はんてん)で、30歳以上(いじょう)の女(おんな)の人に出(で)やすいもの。こまるわね。そばかすは3ミリくらいの円(えん)か、楕円(だえん)の褐色の斑点で、5歳くらいから出てくるの。思春期(ししゅんき)に一番(いちばん)はっきり出てきて、それからはだんだん色が薄(うす)くなるそうよ。ほくろと、しみ、そばかすはもとになる細胞が違うそうよ。
◇ののちゃん ほくろのように見えて悪い病気(びょうき)のときもあると聞(き)いたよ。
◆先生 何万人(なんまんにん)に1人というようなごくまれな病気だから、あまり心配(しんぱい)しないでいいのよ。「こんなときは注意(ちゅうい)しておこう」=図=のすべての点があてはまるほくろのときや、「色が2色以上」で血(ち)の色がある場合(ばあい)は、皮膚科(か)のお医者(いしゃ)さんに相談(そうだん)したほうがいいみたい。あてはまるのが一つ二つなら、変化(へんか)していないか2週間(しゅうかん)に一度(ど)ぐらい確(たし)かめておくといいそうよ。
(協力=山口裕史(やまぐち・ゆうじ)・大阪大学医学部講師、構成=添田孝史)
(朝日新聞社発行 4月22日付be)
◇調べてみよう
(1)どんなところにほくろが多いかな。顔(かお)や腕(うで)など日(ひ)に当(あ)たるところと、それ以外(いがい)のところで違うかどうかみてみよう。
(2)どんな形(かたち)や色のほくろがあるかな。表面の様子(ようす)はどうだろう。
ラベル: ののちゃんのDO科学, ほくろ, 朝日新聞
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